乳酸菌の種類と効果

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植物性乳酸菌の優れている点

植物性乳酸菌の優れている点は多々あります。

乳酸菌は、糖類を餌にして物を発酵させます。
そして消費した糖の代謝物の50%以上が乳酸であることが定義であるとされています。
その中でも野菜、麦、米、豆などに生息し、単一ではなく様々な糖類を餌としているのが植物性乳酸菌です。

植物生乳酸菌のすぐれている点といえば、まずは環境への強さ、順応性が挙げられます。
植物性乳酸菌は、自然界の中にも息づいています。
それはつまり多様な生物、塵、埃など、雨などの自然現象。
その中に放り出されても生きていけるということです。
また自然界より環境の差が激しいのは、発酵食品製造などで人間が利用している植物性乳酸菌の方です。
味噌や醤油は塩分濃度が非常に高いです。
漬物も塩味は高いですし、精製過程で濃度が変化することも多いです。
濃縮された塩分だけでも非常に生息しづらい環境ではありますが、さらに濃淡の変化にも植物性乳酸菌は耐えられるのです。
砂糖も塩分と同じであり、糖の高い濃度の中でも食物性乳酸菌は生存できます。

また、自然界にも生息している点からも分かりますが、植物系乳酸菌は他の生物との共存を拒みません。
このことが、人間の体内へと摂取された後にもメリットを生むのです。
過酷な環境にも適応する植物性乳酸菌は、人間の強い胃酸でも死ぬことはありません。
またアルカリ性の成分にも強く、多くは酸とアルカリどちらの環境にも耐え抜くことが出来ます。
胃を通過した植物性乳酸菌は、生きた状態のままで腸までたどり着きます。
腸には善玉菌や悪玉菌が存在しますが、植物性乳酸菌はこれらとの共存が可能です。
それどころか善玉菌であるビフィズス菌が増殖していくのを手助けします。
植物性乳酸菌はぬか漬けや漬物などの形で摂取されることが多く、漬物になる野菜には食物繊維が豊富に含まれている可能性が高いです。

食物繊維の中でも水溶性食物繊維はビフィズス菌の餌になります。
意識をしなくても漬物を食べるだけで、ビフィズス菌をサポートする植物性乳酸菌と、ビフィズス菌の糧である食物繊維を同時に摂取できるのです。

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